デッキ選択
世界大会に関して、コミュニティで持ち出されるよくある質問は、1日目、2日目、あるいはその両方でプレーするのによいデッキは何かどうかだ。世界大会でこの形式をプレーしましたが、1日目にプレーしたデッキとは異なるものを2日目にプレーするというコンセプトは実際に練習されたものではなくなる。

大会2日目に進出した選手の大多数が1日目に使用したものと同じデッキを使用する。

これには正しい理由がある。1日目通過できなければ、2,3日目に勝つ機会はない。だから選手は1日目に全力を尽くしたいと思うだろう。さらに2日目に進んだ選手は使用したデッキのいずれかで成功し、デッキに自信を持つだろう、そのことで選手がデッキを変更しないようにする別の要素が加わる。

秘密性はあまり大きな要因ではない。対戦動画が流されていない限り、ほとんど誰もあなたが2日目に進んだことを知らない、対戦動画が流されていても、目新しいデッキを使用しない限り、誰も気にしない。世界大会で2日目を行うほとんどの選手はおそらくかなりの自我をもっているだろう。だから、チームで最高のデッキが出てきても、それがチームのでなくても、彼らが作っているものは最高であると信じるだろう。これらすべての大きな自我は最高のデッキのいくつかを捨ててしまうこととなる。

1日目にデッキが上手くいったなら、2日目に少しカウンタープレイを追加することが期待できるが、これはあまり効果がない。行進は2015年2日目に選手を押し出すのに良かったが、選手は2日目行進にかなりのきついカウンターを持ってきた。(私は2日目ほとんどこれらのカウンターデッキに負けたので知っている)しかし、行進がこの世界大会で3,8位を獲得するのをとめられなかった。これらのカウンターデッキは通常、一貫性が不十分であるか他の上位デッキとのマッチアップが不十分であるため、うすっぺらのカウンターデッキはトップ候補を脱線する可能性がある。

2016年、ゲッコウガは2日目に選手を押し出すのに良く、他の選手も2日目にゲッコウガがやってくるのを知っていたが、大会で2,5位に終わり、ゲッコウガが勝つのをとめられなかった。1日目/2日目の準備をするとき、2日とも同じデッキを使用する計画を立てることがベストな手段だと思う。選手は世界大会の形式において最高のデッキを何と考えているのか把握し、そのデッキを使って2日間を上手くやってみるべきだ。

2日目に進んだ場合、完全に異なるデッキを使おうとするのではなく、1日目に現れた問題を修正する、またはメタゲームによりあわせるためにマイナーな
1,2枚のカードの変更があるか把握しようとすべきだ。

別のデッキを使うか研究する唯一の場合は、1日目メタゲームに対してデッキがひどく、かなりの幸運で通過したときだけだ。

まとめ
世界大会1日目ははじめての選手にとってはとても難しいかもしれないが、地域大会とあまり変わらないのだと理解することが重要だ。世界大会1日目をプレーしたことがない人にとって最も重要なことは、独特の大会形式に慣れて、大会を通過するためにどうすれば良いか理解することだ。

最後に楽しむことを忘れないでください。1日目失敗してしまったらアナハイムオープンに申し込むこと。その申し込みを逃した場合、成功している友人の応援に行ったり、アナハイムの友人とおそらくディズニーランドとかに行って楽しい時間を過ごすことが出来る。
http://thecharizardlounge.com/2017/07/20/what-to-expect-at-day-1-of-the-pokemon-world-championship/
↑ここから引用しました。
WCS2017に参加されるかたの参考になれば幸いです。


世界大会がわずか一ヶ月となるにつれて、初めて世界大会に参加する人の多くは参戦したときに待ち受けるのは何か特に一日目に何が待ち受けるのか、二日目の移行で何が待ち受けるのか多分知りたいと思っている。

私は現在の大会形式を用いた世界大会を幸運にも2回行っている。2015年、一日目を夜の行進で5-0-1の記録で二日目に進んだ。2016年、大会の6試合目で3-2-1に落ちた後一日目をドロップした。

世界大会の一日目の形式をよく知らない人のために、X-2以上の記録で一日目を終えた選手全員が全く新しいスイストーナメントが始まる二日目に進出する。

この記事ではこれら2つの大会からの経験、学んだこと、これらの経験に基づいて一日目に何が待ち受けるかについて私の考えを述べていく。

進出
2015年、5-2以上の記録を持つ選手全員が二日目に進んだ。2016年、6-2以上の選手全員が二日目に進んだ。

今年の大会は過去2年間よりも人が少なく、ほとんどの選手の予想は一日目が6試合となるということで、これは4-2以上の記録なら二日目に進出することを意味する。

通過するのは非常に低いハードルとなるだろう、だって二日目に進むのにマッチでの勝率が5割以上あれば良いのだから。

選手が必要分のマッチポイントに達すると二日目に進められ、残りの試合のためトーナメントから外される。

難度
大会の難度に関して、過去2年間の世界大会はアメリカ地域大会の初日より少し難しいと評価しています、でもアメリカ地域大会二日目よりは簡単です。

しかし、今年の難度は選手の能力という点で過去2年間の世界よりも少し上回るだろう。2015と2016年アメリカヨーロッパで290/300ポイント得た選手と、10~20人の地域大会で上手くいった人や、とても小さい国別選手権で上手くいった選手たちが参加していた。これらの選手は典型的には非常に能力が低く倒すのは簡単だ。今年の世界参加基準の変化により、これらの弱い選手たちはもはや世界に参加しなくなるだろう。よって大会のマッチごと有能な選手と対戦することを予期せねばならない。私はまだ世界1日目が地域大会2日目より簡単だろうと思っている。その理由、地域大会2日目にはデッキ選択、デッキリスト、メタゲーム、大会でのプレイに関して何か正しいことをした選手が残っているので大会期間彼らにとって明らかに働いている何かを持っている、このことは世界1日目の全員にはあてはまらない。

世界1日目、今年ほとんどの選手が有能である可能性が高い一方、彼らの多くはメタに対してまずいデッキ選択をしたり、デッキを雑に作ってしまうので倒すのは簡単だろう。このことは選手全員がすでにデッキ選択で成功している(特に600+の選手)地域大会2日目とは違う。

引き分けとゲームの譲歩
私が行った2回の世界1日目において2回引き分けを体験した。これら2つの引き分けは非常に異なるシナリオにあった。一つは引き分けが大丈夫な状況にあり、もう一方は引き分けがとても悪い状況だった。

2015年、私の最初の引き分けは行進ミラーマッチで5試合目に起こった。その試合の勝者は2日目に進み、敗者は6,7試合目の2回も2日目に進む機会がある。

その試合は時間となり後1ターン短ければ勝てていた。この試合において私のデッキは完全に薄かったため、次のターンに勝つのを防ぐようなものは何もなかった、唯一の問題は次のターンがないことだ。対戦相手から譲歩はなかったので引き分けで終わった。

このことにイラついていたが、これは適切な引き分けでした。試合はまともなペースで行われており、勝利の1ターン前で終わったのは本当に不運だった。4-0で試合に向かい両者引き分けで4-0-1となった。このことは私達が次の試合を引き分ければ4-0-2になり、もし7試合目で4-0-2の他の人に当たれば意図的に引き分けて4-0-3で通過出来る。

実際には両者とも勝利し5-0-1で次の日に進んだ。

通過ラインについて学ぶべき最初のことは、負けていない限り引き分けは4回目となるまで有毒にならないということだ。5試合やる必要があるなら2-0-3と3-2は同等、6試合なら3-0-3と4-2は同等、7試合なら4-0-3と5-2と同等など。

負けていない限り、引き分けを受けいれても大丈夫です。

意図的引き分けの範囲について、私が3-0(今年の4-2通過を前提)ではじめるなら、最後の3試合を普通に行い、もし起これば自然な引き分けを受け入れるだろう、意図的に引き分けようとしてはならない。試合を行うことを選べば2日目に進めるチャンスが3回ある。もし4試合目で意図的引き分けを行うと、5,6試合目の相手が意図的引き分けに不本意または出来ないかもしれず、そうなると実質的に通過への弾丸の一つを失っている。

私のもう一つの引き分けだが、引き分けるのが適切でない状況だ。相手と私は2-1で試合に向かった。X-2以上の記録が必要な形式ですでに負けがついているなら以後の引き分けは負けに等しい。加えて大会前半に引き分けた場合、大会後半の負けが前半の引き分けを負けと同価値に変えてしまう。

この試合において相手は私が1ゲーム目を取った後非常に遅いペースでプレーした。2ゲーム目、序盤リードしていましたが、ランダムレシーバがドローサポートの代わりに1積みの釣り人を当てた後、サポートの枯渇に終わった。相手のひどいプレイペースのため、3ゲーム目を追える時間はなく引き分けに終わった。それは実質両者負けだった。

なぜ彼がとても遅くプレーしていたのか確信はないが不完全な3ゲーム目で譲歩することに怒っていたのかもしれない。相手が遅いプレイであなたを引き分けにしている場合でも、どんな状況であれ譲歩するよう言うべきではない、同様に卑劣なやり方で譲歩を強要させるべきではない。

明らかに一度負けてしまった選手にとって引き分けは良いことではないので、3ゲーム目で負けた状況にあり、対戦相手が適切なペースでプレーしていれば、相手に譲歩するという考え方で選手全員が1日目に臨むことが正しいと思う。

大会の形式を考えると、譲歩することは誰からも何も取っていないので、譲歩することは無償で他の誰かに多くのチャンスを与えている。一度負けている状況において、引き分けは実質的に負けだ。

しかし、あなたが勝てるポジションにあり、相手が譲歩したくない場合でも、1勝を要求したり1勝をくれるように圧力をかけるべきではない。これはルールに反しており、大会から失格となる可能性がある。これはイライラしうるが、大会のルールでプレーすることは大切であり、実際にマッチに勝って自身の勝ちを保証せねばならないということを覚えておいてください。

これをまとめて、1日目の引き分けと譲歩に関する私の考え

1 引き分けを避けるために速いペースでプレイする
2 負けていない限りは引き分けを受け入れても良い
3 あなたがすでに負けていれば、3ゲーム目負けている状況にいる場合、譲歩すべき
4 あなたが勝っている状況にいれば、相手は1勝を譲るべき
5 相手が遅いプレーだったり、自分が勝っているポジションであれば譲歩を申し出るな
6 譲歩を求めたり、1勝を与えるよう相手に圧力をかけてはならない
7 X-0の記録で始まり、通過するのに後1勝が必要な場合、意図的引き分けを行わないように。そうすれば通過への最大量の弾丸が得られる。

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